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第53回全陶展で2作品が受賞!

2024.10.18

第53回全陶展が東京都上野の東京都美術館で10/16(水)~10/22(火)の会期で開催されています。この国内最大級のコンクールで本校芸術コース2年生の高山 優衣さんの作品「行方」が金子賢治賞を、同じく芸術コース2年生の岸 絵里菜さんの作品「深碧」が新人賞を受賞しました。また、高校生の受賞が珍しいこの作品展において、本校生徒の3年連続受賞という快挙でした。

 

 

新人賞 「深碧」 岸 絵里菜 さんのコメント

 

学校が大好きなので、誠恵高等学校のいち生徒として「新人賞」という大きな功績を残せてとても嬉しいです。

 貝に関連したものをつくってみたいという思いからモチーフの資料素材を集め、先生とのディスカッションを通してアイディアスケッチを制作し、その造形を段々と抽象化させていきました。

 オウムガイの標本の断面の螺旋をかたちにしたいと思い、曲線が美しくなるように時間をかけて丁寧につくり上げました。

 制作の過程で一部分が崩れたり、粘土管理で苦戦することもありましたが、完成度の高い作品になり、それが評価されてとても嬉しいです。

 

 

 金子賢治賞 「行方」 高山 優衣 さんのコメント

 

この作品は、身近にありつつも禁断の果実とされるりんごをモチーフに制作しました。

多くの美術作品でりんごが題材にされているのを見て、いつか自分でもつくってみたいと考えていたため、このように形にすることができて嬉しいです。

粘土の管理や釉掛けなどの慣れない作業も多く、つくっていく途中で壁にあたることも少なくありませんでしたが、先生方の的確なアドバイスや温かいサポートのおかげで無事に完成することができました。

個人的にも大きな成長を実感できた作品だったので、今回このような賞をいただけることになり、大変光栄です。

これからも部活動を通して様々な経験を積み、見る人の心により響く作品がつくれるように励んでいきたいと思います。